NotePinを購入した理由
病院での診察帰りに「先生がなんて言っていたか、もう半分忘れてしまった」と感じたことが、
PLAUD NotePinを購入するきっかけになりました。
薬の名前、次の受診日、食事の注意点。
診察室では一生懸命聞いているつもりでも、緊張しているせいか、家に着くころには細かい部分がどんどん抜け落ちていました。
メモを取ろうにも手が追いつかず、「録音できたらいいのに」とずっと思っていました。
以前から普通のICレコーダーは持っていました。
録音はできるのですが、あとで聞き返す時間がなかなか取れず、結局使わないまま引き出しに眠ることが多くなっていました。
「文字に変換してくれるなら、もっと活用できるかもしれない」という期待でPLAUD NotePinを試してみることにしました。
価格は本体が2万円プラスと決して安くはありませんでしたが、「まず使ってみよう」という気持ちで購入を決めました。
実際に使って便利だったところ
実際に数週間使ってみて、「これは便利だな」と感じた点がいくつかありました。
クリップで留めるだけで録音できる
胸ポケットにクリップで留めておくだけで、ボタン一つで録音が始まります。
スマートフォンを取り出す手間も、画面を操作する手間もありません。
病院の診察室でも、自然な流れで録音を始めることができました。
「録音しています」という雰囲気を出さずに使えるのが、想像以上に助かりました。
文字起こしの精度が思ったより高い
最初は「どうせ誤変換だらけだろう」と半信半疑でしたが、標準的な話し言葉の文字起こし精度は想像以上に高いものでした。
医師がゆっくりはっきり話してくれる場面では、ほぼ正確に変換されていました。
多少の誤変換はあるものの、内容を理解するには十分なレベルです。
録音内容がそのまま文章になって画面に表示されたときは、素直に「すごい」と感じました。
要約機能が特に役立った
文字起こしされた長い文章をすべて読むのは少し大変ですが、
要約ボタンをタップすると数行の箇条書きにまとめてくれます。
「薬は朝食後に一錠」「次回は3週間後」「塩分を控えるように」といった要点だけが整理されて表示されたときは、本当に便利だと思いました。
この要約文を子どもにLINEで送ったところ、「これはわかりやすい」と喜ばれました。
家族と医療情報を共有する手段として、予想以上に活躍してくれています。
軽くて存在を忘れるくらい小さい
約10グラムという軽さは、使ってみて初めてその便利さを実感しました。
1円硬貨10枚分ですからね。
財布やスマートフォンよりずっと軽く、つけていることをほとんど意識しません。
外出のたびに「持っていくのを忘れた」ということがなくなりました。
散歩中にふと思いついたことを声でメモする習慣もつき始めています。
バッテリーがほとんど切れない
連続録音約20時間というスペックは、日常使いでは十分すぎるほどです。
1日2~3回録音する程度の使い方なら、数日に一度充電するだけで問題ありません。
「使おうと思ったら充電切れだった」という経験が今のところ一度もないのは、ストレスがなくて助かっています。
少し迷ったところ・気になるところ
便利な反面、使い始めてから「ここは少し迷った」「気になった」という点もありました。
同じように感じる方もいると思うので、正直にお伝えします。
最初のセットアップに手間がかかった
アプリのインストール・アカウント作成・Bluetoothペアリングと、使い始めるまでの準備が思ったより手順が多かったです。
スマートフォンの操作に慣れている方なら30分もあれば終わりますが、アプリの操作に不慣れな方は最初につまずく可能性があります。
子どもや孫に手伝ってもらいながら進めたほうがスムーズです。
一度設定してしまえば、その後は難しい操作はほとんどありません。
月額料金が発生する
本体を購入するだけでなく、文字起こし・要約機能を使い続けるにはアプリの有料プランへの加入が必要になります。
無料プランでは使える文字起こし時間に上限があり、頻繁に使う方はすぐに上限に達してしまいます。
毎月の出費として「本体代とは別にアプリ代もかかる」という点は、購入前にしっかり確認しておくべきでした。
使用頻度に合わせてプランを選べるのは良い点ですが、トータルコストは事前に計算しておくことをおすすめします。
本体が小さすぎて一度なくしかけた
約10グラムの小ささはメリットである反面、テーブルに置いたときに見失いやすいという面もあります。
一度、充電スタンドに戻すのを忘れてそのまま探し回ったことがありました。
「必ずここに戻す」という置き場所を決めてからは問題なくなりましたが、
小さいものが苦手な方は置き場所のルールを最初から決めておくことをおすすめします。
騒がしい場所では文字起こし精度が下がる
静かな診察室や自室での録音は精度が高いのですが、カフェや駅の構内など周囲の騒音が多い場所での録音は、文字起こしの精度が下がると感じました。
誤変換が増え、読み返してもわかりにくい部分が出てきます。
録音場所の環境によって精度に差が出ることは、あらかじめ知っておくと使い方の工夫につながります。
アプリが英語表記の部分がある
基本的な操作は日本語表示ですが、一部の設定画面やメニューに英語表記が残っている部分があります。
英語が苦手な方には少し戸惑う場面があるかもしれません。
アップデートで改善されつつあるようなので、今後に期待しています。
こんな人なら使いやすい
実際に使った経験から、PLAUD NotePinが特に合いやすいと感じた方をご紹介します。
スマートフォンをある程度使い慣れていて、アプリの操作に大きな抵抗がない方には向いています。
病院に通う機会が多く、診察内容を正確に記録したい方にも特におすすめです。
「録音した内容を文章として家族と共有したい」という具体的な目的がある方にも、その目的にしっかり応えてくれます。
趣味の講座や地域の会合など、外出先での記録が多い方にも、軽くて目立たないNotePinのスタイルはよく合います。
録音した内容をブログや日記にまとめる習慣をつけたい方にとっても、文字起こしと要約の機能はとても心強い味方になってくれます。
購入しなくてもよい人
一方で、PLAUD NotePinが必ずしも必要ではないと感じる方もいます。
「録音して聞き返せれば十分」という方には、普通のICレコーダーで十分です。
わざわざAI機能にお金をかける必要はありません。
スマートフォンの操作が苦手で、アプリの設定や同期の作業を自分でやるのが難しい方にも、正直なところハードルが高いと感じる場面があります。
月々のアプリ料金を支払い続けることに抵抗がある方も、費用対効果をよく考えてから判断してください。
また、録音する機会が月に数回程度と少ない方には、無料の文字起こしアプリとスマートフォンの組み合わせで十分対応できます。
PLAUD NotePinは「録音してそのまま文章にして活用したい」という明確な目的がある方にこそ、その価値を発揮する製品です。
購入を迷っている方は、まず無料の文字起こしアプリを試してみて、「文字起こしを日常的に活用できそうだ」と感じてから本製品を検討するのが失敗のない順番だと思います。


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