散歩中のアイデアを逃さない|ボイスレコーダー活用術

ICレコーダーに話し8書けるシニア男性 ボイスレコーダー活用術

散歩中は意外とアイデアが浮かぶ

散歩をしていると、ふとした瞬間に思いがけないことを思いつくことはありませんか。
「そういえば〇〇さんに連絡しなきゃ」「今度の旅行、あの温泉もいいかもしれない」
「あの花の名前はなんだったっけ、調べてみよう」。
こういったひらめきや気づきは、歩いているときや景色を眺めているときなど、ぼんやりと体を動かしている最中に浮かびやすいものです。

これは偶然ではありません。
歩くことで血流が良くなり、脳がリラックスした状態になると、普段は意識の奥に沈んでいた考えや記憶が自然と浮かび上がりやすくなるといわれていますからね。
デスクに向かって「さあ考えよう」と力んでいるときより、散歩中のほうがいいアイデアが出てきた、という経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

問題はその後です。
せっかく浮かんだアイデアや気づきも、家に帰り着くころにはすっかり忘れてしまっていることがほとんどです。
玄関を開けた瞬間に消える、コートを脱ぐ間に消える、飲み物を取りに行く間に消える。
「あれ、さっき何か思いついたような気がするけど……」と首をかしげた経験は、誰しも一度や二度ではないはずです。
散歩中のアイデアは、記録しなければ存在しなかったも同然です。
ボイスレコーダーは、そのアイデアを逃さないための一番シンプルな手段です。


立ち止まって文字を打たなくていい

散歩中にアイデアを記録しようとして、スマートフォンを取り出した経験はないでしょうか。
ポケットやバッグからスマホを出して、画面のロックを解除して、メモアプリを開いて、文字を入力する。
この一連の動作をしている間に、思いついた内容が薄れてしまうことがよくあります。
さらに老眼で画面が見にくい、手袋をしていて画面が反応しない、歩きスマホになってしまう、といった問題も重なります。

ボイスレコーダーがあれば、この手間がすべて省けます。
ポケットから取り出してボタンを一つ押し、思いついたことを声に出す。
それだけで記録は完了します。
立ち止まる必要もなく、画面を見る必要もなく、文字を打つ必要もありません。
歩きながら、景色を眺めながら、そのままの流れで記録できます。

操作が一番シンプルなのは、ボタン一つで録音が始まる専用のボイスレコーダーです。
PLAUD NotePinのようにクリップで胸元に留めておくタイプなら、取り出す手間すらありません。
「思いついた瞬間にボタンを押して話す」という流れが自然にできるようになると、散歩がアイデアを生む時間へと変わっていきます。


録音するときは短く話す

ボイスレコーダーを散歩中に使うコツは、録音を短くまとめることです。
一回の録音につき、内容は一つだけに絞るのがおすすめです。

長々と説明しようとすると、話しながら内容がまとまらなくなり、かえってわかりにくい録音になってしまいます。
短く一言で言い切るだけで十分です。

たとえばこんな具合です。

「牛乳と豆腐、買い足す」
「来週の火曜日、図書館の本を返す日」
「孫の誕生日プレゼント、絵本はどうか」
「あじさいの写真、ブログに使えるかも」

一つの録音が5秒から10秒程度に収まると、あとで聞き返したときにも内容がすぐに把握できます。
複数のことを思いついたときは、一つ録音して止めて、また一つ録音して止める、という形で別々に録音するのがコツです。
ひとまとめにしてしまうと、あとで特定の内容を探すのに時間がかかります。

また、録音するときに「どのカテゴリのことか」を最初に一言添えておくと、聞き返したときに内容を探しやすくなります。

「買い物メモ、牛乳と豆腐」
「やること、図書館の本を返す」
「ブログネタ、あじさいの写真」

このように先頭に一言つけておくだけで、帰宅後に録音を整理するときの手間がぐっと減ります。

話すスピードはゆっくりで大丈夫です。
焦って早口で話すと、あとで文字起こしをしたときに誤変換が増えることがあります。
普段の会話と同じペースで、はっきりと話しかけるだけで十分です。


帰宅後に文字起こしするとさらに便利

散歩から帰ったら、その日のうちに録音を聞き返す習慣をつけると、ボイスレコーダーの効果がさらに高まります。
聞き返しのタイミングは、帰宅後のお茶を一杯飲む時間、夕食前のひとときなど、毎日決まった時間に設定しておくとリズムができて続けやすくなります。

録音を聞き返すだけでも十分役立ちますが、文字起こし機能が使えるとさらに便利です。

買い物メモの録音
文字起こしした内容をそのままスマートフォンのメモアプリにコピーしておくと、次回の買い物のリストとして使えます。
「牛乳・豆腐」とテキストになっていれば、スーパーでスマホ画面を見ながら確認できます。

やることリストの整理
「図書館の本を返す」「〇〇さんに電話する」といったやるべきことの録音を文字起こしして、手帳や紙のメモに書き写すと、その日のタスクリストが完成します。
声で思いついた順に録音して、帰宅後にまとめて書き出すという流れが定着すると、うっかり忘れが大幅に減ります。

ブログや日記のネタ帳として活用する
散歩中に感じたこと、気になった花や風景、季節の変わり目への気づきを録音しておき、文字起こしした内容をブログや日記の下書きとして使う方法もあります。
「今日の散歩道はもう金木犀が咲いていた。今年は去年より早い気がする」という一言録音が、そのままブログの書き出し文になることもあります。
文章を書くのが苦手な方でも、散歩中に感じたことを声で残しておくだけで、自然と言葉が積み重なっていきます。

散歩は体を動かすだけでなく、頭の中を整理して新しい考えを生む時間でもあります。
ボイスレコーダーを一つ持ち歩くだけで、その時間がさらに豊かになります。
難しく考えず、まず明日の散歩にボイスレコーダーをポケットに入れて出かけてみてください。
思いついたことを一つ声に出してみるだけで、小さな変化を感じていただけるはずです。


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